全国統一防火標語:守りたい 未来があるから 火の用心

枚方消防署について

枚方消防署は市内の中心部に位置しており、周辺には市役所や警察署などの行政サービス機能に加え、枚方T-SITEをはじめとする商業施設も点在しています。北側に位置する枚方市駅は大阪、京都に直結し、バス路線の多さからも大阪府内有数の交通結節点として枚方市の中枢機能を担っています。

管轄するエリアには、特別史跡百済寺跡や枚方宿などの歴史文化遺産も多く、七夕伝説ゆかりの天野川が流れ、100年以上の歴史があり「ひらパー」の愛称で親しまれている枚方パークもあります。

枚方消防署の本署は、消防本部との合同庁舎として昭和46年に建設されましたが、平成27年に本部機能が移転したため、現在は消防署単独の庁舎となっています。そのほか中宮出張所、中振出張所、渚出張所、川越出張所の各出張所を加えた5署所で組織されています。

交替制勤務部門として消防・救急・救助の各担当があり、消防担当は単隊による個別訓練、小隊間での連携訓練を実施するとともに、救急車と共に出動するPA連携出動や防火対象物への立入検査などの予防業務に至るまで、火災出動以外でも日々精力的に活動しています。救急担当は1日平均で9~10件の救急事案に出動しながら、待機中には救急技術、知識の錬磨に励んでいます。

また、本署には高度な知識及び技術を備えた管理職を含む15名で構成する組合唯一の高度救助隊を配置しており、全国各地の大規模災害発生時には緊急消防援助隊大阪府隊救助隊としてのいち早い出動をはじめ、大阪府の救助隊員養成や訓練指導など、3署を代表する様々な活動を行っています。

同じく本署にはこれらの各担当を統括管理し、現場での指揮を執る指揮隊6名を配置しています。

毎日勤務部門として庶務関係全般及び車両、庁舎管理業務などを行う警備課と消防用設備の設置指導や違反是正、火災予防広報などを主な業務とする予防課があります。

枚方消防署ではこれらの消防職員と25台の消防車両によって、市民生活の安全・安心を守っています。

枚方消防署長 太田 健児

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