全国統一防火標語:守りたい 未来があるから 火の用心

第50回消防救助技術近畿地区指導会に出場します

令和4年7月23日(土)、兵庫県広域防災センター(兵庫県三木市志染町御坂1-19)にて第50回消防救助技術近畿地区指導会が開催され、本消防組合からも消防隊員・救助隊員が出場します。

コロナ禍の影響で、3年ぶりの開催となりますが、大阪府下、兵庫県下、合わせて約1,000名の精鋭が、技術を競い、白熱した訓練が展開されることをご期待ください。

陸上の部

ロープブリッジ救出 2チーム

4人1組(要救助者を含む)で、2人が水平に展張された渡過ロープ(20メートル)により対面する塔上へ進入し、要救助者を救出ロープに吊り下げてけん引して救出した後、脱出する。要救助者を隣の建物等から進入し、救出することを想定した訓練です。

障害突破 2チーム

5人1組(補助者を含む)で4人が緊密な連携の下、一致協力して「乗り越える」「登る」「渡る」「降りる」「濃煙を通過する」の基本動作により5つの障害を突破する。災害現場の様々な障害を想定した訓練です。

引揚救助 2チーム

5人1組(要救助者を含む)で2人が空気呼吸器を着装して搭上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出した後、ロープ登はんにより脱出する。地下やマンホール等での災害を想定した訓練です。

水上の部

基本泳法 4チーム

「じゅんか飛び込み」で入水した後、常に顔が水面に出た状態で、基本的な泳法である「ぬき手」と「平泳ぎ」でそれぞれ25メートルずつ泳ぐ。水難救助の基本的な泳法を習得するための訓練です。

溺者搬送 1チーム

2人1組(要救助者を含む)で、救助者が「じゅんか飛び込み」で入水後、要救助者(溺者)を注視しながら近づき、チンプールで確保した後、ヘアーキャリーにより救助する訓練です。

人命救助 1チーム

3人1組(要救助者を含む)で救助者が「二重もやい結び」のロープをたすき掛けにして要救助者の位置まで泳ぎ、要救助者をクロスチェストキャリーで確保し、補助者が救助ロープをたぐり寄せて救助した後、再び水没しつつある要救助者(訓練人形)を水面に引き揚げ、救助する訓練です。

溺者救助 1チーム

3人1組(要救助者を含む)で救助者と補助者の2人が協力して浮環にロープを結着後、補助者が浮環をプール内へ投下して、救助者が20メートル先の要救助者の位置まで浮環を搬送し、これに要救助者をつかまらせ、補助者がロープをたぐり寄せて救助する訓練です。

複合検索 1チーム

マスク、スノーケル、フィンを着装し、スノーケリングで障害物(救命浮環)を突破しながら水中に沈められたリングを検索して、引き揚げる。水中の行方不明者の捜索を想定した訓練です。

ライブ配信等について

なお、大阪府下及び兵庫県下において、新型コロナウイルス感染症が急速に感染が拡大していることを受け、無観客での実施となりました。

出場隊員の活躍は、こちらのページでライブ配信されますのでご確認ください。

第50回消防救助技術近畿地区指導会のホームページ
https://www.city.kobe.lg.jp/a21572/111111.html

本消防組合隊員の出場予定時間

10時00分 引揚救助Aチーム

10時30分 引揚救助Bチーム

11時45分 ロープブリッジ救出Aチーム

12時05分 複合検索

12時25分 基本泳法

12時30分 基本泳法

12時35分 ロープブリッジ救出Bチーム

12時35分 基本泳法

12時45分 基本泳法

13時05分 溺者搬送

13時40分 障害突破Aチーム

13時45分 溺者救助

13時55分 障害突破Bチーム

14時05分 人命救助

その他

なお、第50回消防救助技術大会は、8月26日(金)に東京都立川市で開催されます。

1チームでも多く出場できるよう頑張りますので、ご声援よろしくお願いします。

お問い合わせ先

警防部警防課
電話:072-852-9917


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