全国統一防火標語:守りたい 未来があるから 火の用心

春の火災予防運動の実施

(期 間)  平成23年3月1日(火曜日)~同年3月7日(月曜日)までの7日間

(全国統一防火標語) 『「消したかな」あなたを守る合言葉』

(全国山火事予防運動統一標語) 『その油断 緑の森を 火の海に』

平成22年の当消防組合の火災概況は、総出火件数240件(枚方市143件、寝屋川市97件)で前年と比較して火災件数は40件減少です。火災種別にみると、建物火災が133件で前年よりも17件減少しており火災種別全体の約55.4%を占めています。
また火災による
損害額は、1億8,743万6千円(枚方市5,758万2千円、寝屋川市1億2,985万4千円)で前年よりも6,761万円減少しており、火災1件当たり約78万円が灰となっています。
一方、火災による
死者は3人(枚方市2人、寝屋川市1人)発生しましたが、前年と同数となっています。 負傷者は46人(枚方市32人、寝屋川市14人)で前年よりも6人減少(枚方市6人増加、寝屋川市12人減少)しています。なお、火災による死傷者のほとんどが住宅火災によるものです。
 また、出火原因別にみると放火及び放火の疑いによるものが依然としてワースト1位です。

当消防組合では、こうした火災傾向から、住宅防火対策、放火されない環境づくり及び特定防火対象物(多数の者が出入りする建物)における防火安全対策並びに山火事予防及び車両火災予防のために次の5
項目を中心に火災予防運動を展開します。
春の火災予防(重点目標)
(1) 住宅防火対策の推進
(2) 放火火災・連続放火火災防止対策の推進
(3) 特定防火対象物等における防火安全対策の徹底
(4) 製品火災の発生防止に向けた取組みの推進
(5) 林野火災予防対策の推進

(住宅火災から命を守るために次のことを心がけてください)

(1)逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置しましょう。
(2)寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用しましょう。
(3)火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を備えましょう。
(4)お年寄りや体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくりましょう。

なお、枚方消防署、枚方東消防署、寝屋川消防署、枚方市消防団・寝屋川市消防団では春の火災予防運動の一環として、消防訓練、防火キャンペーン、車両巡回広報等を予定していますので市民の皆さんのご協力、ご参加をよろしくお願いします。

住宅用火災警報器を設置しましょう!

老朽化した消火器は噴射せずに、そのままの状態で購入先や専門業者に廃棄処分の依頼をして下さい。
なお、廃棄処分に関しては、大阪消防設備協同組合 TEL06-6325-0660 にお問い合わせ下さい。

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