救命の連鎖で救われた命
寝屋川消防署管内で発生した救急事案について、居合わせた市民が協力し、救命処置を実施し、尊い命が救われました。本事案に対して、寝屋川消防署長から感謝状を贈呈します。
実施日
令和5年11月30日(木)10時00分から
実施場所
寝屋川消防署 4階研修室
(寝屋川市池田2丁目11番73号)
感謝状を受ける方
中元 信子(なかもと のぶこ) 様(本消防組合が実施する救命講習受講者)
宮川 久信(みやがわ ひさのぶ)様
宮川 貴子(みやがわ たかこ) 様
上田 晃嗣(うえだ こうじ) 様
谷脇 加奈(たにわき かな) 様
益井 弘恵(ますい ひろえ) 様
概要
令和5年10月28日(土)18時頃、寝屋川市内にあるライブ会場において、ライブ演奏が行われていました。そのライブ演奏を鑑賞されていた方が、鑑賞中に突如、後方へと倒れられました。隣にいた中元氏がその様子を目撃し、おかしいと感じて、倒れられた方に呼びかけを行いました。しかし、反応がなく、呼吸・脈拍も感じられませんでした。すぐさま、中元氏は胸骨圧迫を開始しました。また、付近にいた中元氏の友人である上田氏、谷脇氏、益井氏は周囲に異常を知らせ、胸骨圧迫の補助や救命処置のためのスペース確保にあたりました。一連を目撃していた宮川久信氏、貴子氏が協力し、すぐさま119番通報を実施しました。
中元氏は、絶え間ない胸骨圧迫を実施したところ、開始約2分後には倒れられた方の目が開き、呼びかけ反応にも応じる状態まで回復しました。その後、救急隊が到着した時には、会話ができるまでに回復していました。
倒れられた方は救急搬送され、入院加療により、後日無事に退院されました。
広報資料
お問合せ先
寝屋川消防署 警備課
電話 072-852-9952