暑さ対策で大火傷!夏場の火災にご注意を!
梅雨明け以降、高温の日が続き、昨年より暑い夏になると予想されています。この時期、気温や湿度が高く熱中症に対して様々な対策を取られているのではないでしょうか。そんな中、本消防組合管内で熱中症対策などにより、火災や火傷に至った事案が発生しましたので、注意喚起を実施します。
1 ハンディファンによる火災事例
⑴ 原因
ハンディファンには、リチウムイオンバッテリーが内蔵されているものがあり、充電することで繰り返し使用できるため、広く普及されています。
リチウムイオンバッテリーは、利便性がある反面、衝撃、高温や水濡れに弱く、発火や爆発する恐れがあります。
⑵ 対策
使用する際は、ストラップ等で落下防止処置をとる、充電時間を守り、直射日光など、高温の場所での使用は避けるなどの対策を取りましょう。
2 制汗スプレー等による火災事例
⑴ 原因
制汗スプレー、殺虫剤や虫よけスプレーなどのエアゾール製品には可燃性ガス(LPG)が含まれています。制汗スプレーを使用直後にライターを使用しタバコを吸う、虫よけスプレーを使用直後に花火で遊ぶ、これらは着衣着火する恐れがあります。
⑵ 対策
可燃性ガス(LPG)を含むスプレーを使用する際は、身体表面や空間に可燃性ガスが滞留する恐れがあるため、火気の取扱いにはご注意ください。
3 ファン付き作業服が起因する火災事例
⑴ 原因
ファン付作業服を着用し溶接作業中、発生した火花がファンから入り込み、大火傷した事案が発生しました。
⑵ 対策
吸気ファンに異物の混入を防止する金属製専用フィルターの取付けやファン付作業服の下に着る衣類については難燃性のものを着るようにしましょう。
4 市民の皆さまへ
適切に使用することで熱中症を予防し、暑い夏を乗り切りましょう。
過去の火災事例はコチラ
お問い合わせ先
警防部警防課
電話:072-852-9919