全国統一防火標語:守りたい 未来があるから 火の用心

119番通報の適正利用をお願いします!

11月9日は119番の日です。

 119番は、火事や緊急の病気・けがなど、消防車や救急車が必要な時に使う緊急通報用の電話番号です。しかし、119番通報の中には、緊急性がない通報が数多く見られます。119番は問い合わせ窓口ではありません。緊急性がない通報が増えてしまうと、119番の回線がパンクし、本当に消防車や救急車を必要としている人の119番通報を受け付けることができなくなってしまいます。119番通報の適正利用について、ご理解とご協力を呼びかけます。

119番通報の現状について

 令和4年中の枚方寝屋川消防組合への通報件数は72,576件で過去最高を記録しました。災害通報件数(火災・救急・救助・その他)は49,169件(67.7%)、転送(1.2%)、各種問い合わせ・間違い・悪戯などは31.1%でした。
令和4年10月末時点で、通報件数は59,543件でした。それに対して令和5年10月末時点では65,056件と約6,000件も増加しており、各種問い合わせ・間違い・悪戯などは21,966件と昨年を上回るペースで増加しています。

不必要な119番通報について

119番通報の31.1%は緊急を要しない通報・不必要な通報です。不要・不急な119番通報は多くあります。

ケース1 タクシーがつかまらないから来てほしい。
 →救急車はタクシーではありません。

ケース2 家の鍵を落としたので開けてほしい。
 →消防では対応できません。鍵屋に連絡して下さい。

ケース3 サイレンを鳴らさずに来れないなら、救急車は必要ありません。
 →道路交通法上、緊急車両はサイレンの吹鳴が義務づけられています。ご協力をお願いします。
 (道路交通法第39条第1項、道路交通法施行令第13条、第14条から要約)

救急車の適正利用について

 救急車は、限りある資源です。不要・不急の通報により、本当に救急車が必要な方のもとへの到着が遅れる可能性があるため、不要・不急の利用は控えましょう。
 病院に行った方がいい?救急車を呼んだ方がいい?困ったときは、電話#7119 または、06-6582-7119におかけください。
その他に、病院に行きたいが、どこの医療機関で診てもらえるか分からない場合は、大阪府救急医療情報センター(06-6693-1199)におかけください。
市民からの救急医療相談を看護師、相談員が医師の支援体制のもと、24時間・365日対応します。相談の結果、緊急性がある場合は、直ちに救急車が出場します。
(注)相談料は無料ですが、通話料はご利用者様の負担になります。

その他

本消防組合では公式SNSを活用して、適切な119番通報要領など119番通報の適正利用も呼びかけます。

広報資料

お問い合わせ先

警防部 情報指令課
電話:072-852-9806


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