先輩職員メッセージ(救急隊員)
【入職】平成29年10月
【勤続】7年6か月
【所属】寝屋川消防署 本署 救急担当
【階級】消防士長
【年齢】31歳
消防士を志した理由について教えてください
小学生の頃は看護師になりたいと思っていました。
しかし、高校生の頃、病院で患者が来るのを待つ側の看護師より、現場の最前線で人を助ける救急隊に魅力を感じ、救急隊を目指しました。
担当の仕事内容について教えてください
救急出動が入れば、要請場所まで出動し傷病者の状態を観察して適切な病院を選定し搬送します。
24時間勤務なので、出動があればどんな時でも出動します。
出動がない時は訓練を行ったり届出の受付を行ったりしています。
仕事のやりがいについて教えてください
私たちの活動により、苦しんでいた方が安心した顔をされたり、傷病者や家族の方から「ありがとう」と感謝の言葉を頂いた時は、何より感慨深いものがあり、やり甲斐を感じます。
休日のリフレッシュ方法について教えてください
大型商業施設に行きいろんな店で買い物をしたり、ウィンドウショッピングをしたりしています。
また、交替制勤務(枚方寝屋川は3交替制勤務)は1日休みを取ると5連休になるので旅行に行くことも多いです。
消防士になってよかったことについて教えてください
24時間勤務なので夜中に出動があれば眠れないことや、また悲惨な現場に行くこともあり、心身ともにハードな仕事ではあります。
しかし、その分やりがいも多い仕事です。
24時間頑張れば、その後2日間は休みのサイクルなので、休みを自分の趣味の時間にあてられることも消防士になって良かったと感じます。
仕事をする中でつらかったこと、大変だったことはありますか
やはり人の不幸に直面する時はとても辛くなります。
その中でも、若い方や学生、子供さんの不幸の現場では、家族の動揺も激しく今でも鮮明に覚えています。
このような経験はとても辛いですが、訓練を通して自分の技術や知識を高めていくための糧となっています。
働く上での働く上での職場環境について教えてください
本消防組合は大阪府下でも大きな規模でありますが、職員同士の仲もよくて風通しのいい職場環境であると思います。
また産休や育休も取りやすく、ワークライフバランスが充実した職場環境です。
仕事と育児の両立は可能ですか
可能だと思います。
本消防組合にはさまざまな部署があるので、育児や個々の家庭状況に合わせて部署を選択することができます。
本部には日勤救急隊もあるので、24時間勤務ができない人でも、日中の時間だけ救急隊として現場に出動することも可能です。
今後の目標について教えてください
今後の目標は救急救命士の資格を取得し、より一層知識や技術を身につけ、多くの方の救える命を救える救急隊になりたいです。
私は今年の9月から救急救命士の資格を取るための養成学校へ行く予定です。
まずは、来年の国家試験に向けてそこで半年間勉強し、無事に国家試験に合格することが今の短期目標です。
受験を考えている方にメッセージをお願いします!
消防の仕事は、テレビで見るようなかっこいい仕事だけではありません。
常に危険と隣り合わせで、時には人の不幸に直面することもあります。
しかし、その分やりがいが多く誇りを持てる仕事です。たくさんの熱い気持ちを持った方と一緒に働けることを楽しみにしています。