協定書調印式を実施しました
令和4年8月30日(火)、大阪広域生コンクリート協同組合様と「災害時における消防用水の確保に関する協定書」調印式を執り行いました。
木造・防火造建築物が密集している地域が多数存在している地域で火災が発生した場合、隣接する建築物等への延焼の危険性が非常に高く、さらに、気象条件等の要因が重なれば一気に大規模な市街地火災へと進展し、消防力を大きく超えてしまう危険性があります。このような中、多発する大規模災害への備えとして、また、消防だけでは対応が困難な災害が発生した際の水利確保のために、大阪広域生コンクリート協同組合様と本消防組合の間で協定の締結を実施したものです。
藤中消防長から「今後高い確率での発生が予想されている南海トラフ巨大地震をはじめ、大規模な震災が発生した場合には消火栓が使用できないことが危惧される。今回の協定締結により、コンクリートミキサー車などを利用させていただくことで大量の消防用水を確保できることは心強い」と挨拶しました。
大阪広域生コンクリート協同組合 理事長 木村 貴洋 様からは「住宅密集地での火災や山林火災などが危惧される中、十分な消防用水を確保をするために是非役立ちたい。合同での訓練を通じて様々な課題についても検討したい。」と挨拶をいただきました。