飛沫防止シートに着火した火災事例
火災事例
管内にある店舗内のたばこ売り場において、新型 コロナウイルス感染症予防でレジに設置していた飛沫防止シートが焼損する火災が発生しました。
たばこ売り場で販売しているライターを試しに点火したことが原因で、飛沫防止シートに着火しました。幸い、けが人や延焼拡大することはありませんでしたが、一歩間違えば大きな火災になったと考えられます。
飛沫防止シートの燃焼実験をすると、ビニール製の飛沫防止シートに、一 度火がつくと、一気に拡大し、全体に燃え広がっていくのが確認できました。
また、飛沫防止シートは燃えた状態でポタポタと垂れていくことから、レジ付近にある商品等に延焼拡大する、もしくは負傷する可能性があると十分考えられます。
類似火災をなくすために
- ビニール製やナイロン製の飛沫防止シートは燃えやすいため、飛沫防止シートの近くでは火気の使用はやめて下さい。また、飛沫防止シート設置場所での喫煙は決してしないで下さい。
- 喫煙具(ライター等)を取り扱う売り場では、飛沫防止シート設置期間中はライターを点火させないようにし、不特定多数の者が手に届く位置にライターを置かないようにして下さい。
- 喫煙具(ライター等)は必ず店員の目の届くところで管理して下さい。
まとめ
各店舗などで、新型コロナウイルス感染予防に取り組んでいる中、店内が普段の様子とは違う状況になっているので、火気の取り扱いには十分注意し、感染症予防とともに火災予防にも努めましょう!!
お問い合わせ先
警防部警防課 指揮支援調査隊
電話 072-852-9919
ファックス 072-852-9925
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