全国統一防火標語:守りたい 未来があるから 火の用心

ヒートショックについて

概要

冬のお風呂には危険が潜んでいます。

入浴は体が温まって血行がよくなり、気分をリラックスさせてくれます。 しかし、お風呂場でヒートショックによる急死が多く発生しています。
例年、 ヒートショックが関連した入浴中の事故は、気温が低下する11月ごろから増加します。
ヒートショックに関する予防対策を知って、安全で快適な入浴をしましょう。

詳細

ヒートショックについて

ヒートショックは、暖かい室内から寒い脱衣所で着替えた後、温かい湯船につかったりするなど、急激な温度変化によって血圧が大きく変動することで起きる健康被害です。

本消防組合における浴室での事故について

  1. 令和元年中の枚方市と寝屋川市における救急出動件数は37,927件で、そのうちヒートショックが疑われる事案は255件(めまいなど体調不良が153件、心肺停止が102件)でした 。
  2. 255件のうち、 54人はすでに死亡していることが確認されたため不搬送となりました。

安全に入浴するための予防策

  1. 自宅内で温度差を作らない
    ①脱衣所・浴室を暖める
    ②浴室暖房をつける
    ③お湯を浴室の床にまく、シャワーで浴室全体を暖める
  2. お湯の温度はあまり熱くしない
  3. 長風呂をしない

注意 ポイント

  1. 入浴中にヒートショックによって心肺停止状態となると、発見が遅れ、取り返しのつかないことになる可能性がありますので、ご家族の方はこまめに声かけをするなどしてください。
  2. お酒を飲んで入浴すると、ヒートショックになるリスクが高くなります。
  3. 高血圧、心疾患、脳出血などの持病のある方は特に注意が必要です。

広報資料

お問い合わせ先

警防部救急課
電話 072−852−9918


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